大都会トロント上空356mで大冒険! CNタワーエッジウォーク体験記

大都会トロント上空356mで大冒険! CNタワーエッジウォーク体験記

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大都会トロント上空356mで大冒険! CNタワーエッジウォーク体験記-イメージ1

トロントのシンボル、高さ553.33mのCNタワー。「世界一高い塔」の座こそ東京のスカイツリーに譲ったが、今、それ以上に注目されているのが、昨年登場した“エッジ・ウォーク”。地上356m地点で外に出て、タワーの周りを歩いてしまおうという、まさにエッジーなアトラクションだ。
毎年、5月から11月まで営業しており、連日ほとんど予約満杯という盛況ぶり。実際、昼間ふもとからタワーを見上げると、米粒のように小さく、何人かが屋根の上に張り付くように歩いている様子が眺められる。
「私ももうすぐあそこに立つのか…」。体験前、下からこれを見ただけで足がすくんでしまう。

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手続き前からドキドキ

エッジ・ウォークの受け付けは、CNタワーの地上階、ギフトショップの奥にある。予約時間よりやや早めに行くと、さっそく手渡されたのが参加条件への同意書や注意書。年齢は13歳以上(13~17歳は保護者同伴が必要)で、体重は34kg~140kg、健康であること。妊婦や骨折治療中の人、心臓、呼吸器に疾患のある場合は危険が伴う…といったような事柄がいろいろと書かれている。いたって健康体なはずなのに、なんだか心配になってきた。

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赤いつなぎ&ハーネスで万全装備

次に通されたのは準備ルーム。エッジ・ウォークは1回6名のチームで構成され、ここにガイドがひとりついてくれる。全員集まり、まず呼気中アルコール濃度のチェックが行われる。やっぱり酔っぱらいウォークは危険らしい(ランチにワイン飲まないでよかった…)。そして荷物は各自ロッカーへ。時計、指輪、ピアスなどのアクセサリー類もすべて外し、ポケットの中も空っぽにしておくよう指示される。確かに、上空からうっかり何か落してしまったら、かなり危険だ。ちなみにメガネやサングラスはちゃんとバンドで固定してくれるので持ち込み可能だ。
靴はしっかりとした運動靴なら大丈夫だが、必要に応じて専用シューズが貸し出される。さらに体のサイズにあった赤いつなぎを着て全身をカバーした上からベルト状のハーネスを装着。肩から股に頑丈にベルトを渡し、複数のスタッフが2重、3重にチェックを行い、安全確認をしてくれる。さあ、準備万端。もう逃げられない!!

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歩くのはタワー外周につけられた狭いプラットフォーム

赤いつなぎに身を包んだ7人のチームは、周りの人の絶大なる声援に送られて出発。情け容赦のない高速エレベーターで一気に上昇し、いよいよ出発地点へ。もちろんいきなり外に出るわけではない。

まず屋内の駅のような場所で上部のレールから下がっている極太のケーブルにハーネスをつなぐ。コレが命綱になる。各人2本、胸と背中の両側にがっちりと接続。このケーブルのレールは屋内から外に向かってが伸びており、どうやらこれに沿ってケーブルをスライドさせながらタワーの外部を一周するという仕組みのようだ。
すべてが整うと、まずガイドから先に外へ。安全を確認した後「よーし、みんな出てきて」と誘い出され、全員が一列に並び、外にむき出しとなったプラットフォームへと出ていく。といっても、足元はほんの1m幅の鉄の板。オンタリオ湖とハーバーフロントの風景がいきなり眼下に飛び込んでくる。 「うわっ、高っ!!」思わず絶叫。これは怖すぎる!足が前に出ない。両手は命綱のケーブルを硬く握りしめ、ヒザはプルプル。「わあ~、来るんじゃなかった」

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ギリギリの高みからトロントに挨拶

一歩外に踏み出したものの、すでに帰ることを考えてしまう。けれどガイドさんはいたって陽気で、こちらの恐怖などお構いなしにいろいろとミッションを与えてくる。
まず第一弾は「手始めに、プラットフォームの縁まで進んで、地上のみんなに挨拶をしよう」というもの。なんと一人ずつやるために、適当にごまかすこともできない。こわごわと前に進むと、「もう一歩、さあ、あともう一歩だ!」と指令が飛び、本当にギリギリまで行かなくてはならないのだ。恐る恐る覗き込む眼下には、おもちゃのような車とゴマのようにしか見えない人、そしてロジャース・センターの野球フィールド。下からの距離を考えると思わず全身にゾクッと電流が走る。自分がこの高さに立っていることが信じられなくなる。
ところが、こわごわ下を覗き込んでいるうちになぜかちょっとした快感が。アレ、なんかイケるかも。思い切ってつま先を少しエッジから出して、トロントに向かって手を振ってみた。ほんの数秒。でもコレ、なんだか気持ちいいぞ!

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後ろ向きで両手を離し、「体が浮いている~!」

さて、みんなが少し落ち着いたところで次に出されたお題は、後ろ向きでプラットフォームの縁に立ち、空中に身を乗り出してみようというもの。「足の裏をエッジにひっかけるようにするのが、ポイントだよ」とガイドさん。もちろん、これも一人ずつ順番にこなしていかなくてはならない。怖いのは、縁にただ立つだけではない点。ケーブルに完全に体を預け、両手を広げ、全身を外側に傾けてしまうのだ。
「ケーブルが切れたらどうしよう…」。そんな不安を消し去り、思いきって空中へ。ハーネスがあるとはいえ、かろうじて足の裏が建物に引っかかっているだけ。
「おお! 浮いているみたいで気持ちいい!」。ちょっと大胆なアクションにも挑戦し、ガイドさんからは“フィアレス(怖いもの知らず)”の称号をいただいた。

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そしてついに、トロントに向かって前のめりの飛翔ポーズ

アクロバティックな技をこなすだけが、エッジ・ウォークの魅力ではない。みんなが高さに慣れてきたところで、ガイドさんはタワーの周りを一周しながら、あちこちに見える建物の説明もしてくれる。市庁舎、トロント大学、ロイヤル・オンタリオ博物館、カーサ・ロマ。ガラスを通さず、直に見下ろす街の風景に感動もひとしおだ。この日は風もなく、まさにエッジ・ウォーク日和。ちなみに強風の日には催行されないのでご安心を。

さて、最後にもう一つ、「仕上げにトロントに向かって飛ぶようなポーズで決めよう!」という究極のミッションが。前向きでプラットフォームの縁に立ち、両手を広げ前のめりになるのだ。でも、ここまで来るともはやみんな積極的。躊躇もせずに手を広げ、まさにトロント上空を飛んでいるような気分を満喫。
ふと見ると、入口からは次なる“新人”チームがビクビク登場してきた。そこで私たちは、全員で空中に身を乗り出し、大胆ポーズをキメて、そのエキスパートぶりをアピールしたのだ。

エッジ・ウォークで実際に外を歩いている時間は約30分。面白いのは、この短い間に自分自身が全く変わってしまうこと。最初は高さにとにかくおびえ、ヒザをガクガクさせていたのに、最後にはむしろ自分から進んで空中に身を乗り出すほどになるのだから。終了後、なんだかすがすがしい気分で、降りるのがもったいないと思ったほど。自分でもびっくりした。これはまさに大都会にいながら自分の中にある潜在的な冒険心を引き出してくれる究極のアトラクションといえるかも!

■Edge Walk
●スタート:9:00から30分おきにスタート(日によって最終スタートの時間は変動)
●料金:$195 
(エッジ・ウォーク、スカイポッド、ルックアウトなどすべてのアトラクションの利用可能、体験中に撮影したDVD付き)
●予約:http://www.edgewalkcntower.ca/
(エッジ・ウォークのホームページ内、予約画面から、日にち、時間を指定して予約)
●ウエディング:エッジ・ウォークを体験しながら挙式をするユニークなウエディングが人気。8名参加で$6000で可能。
詳細→http://www.cntower.ca/en-ca/plan-your-visit/attractions/edgewalk/edgewalk-weddings.html

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■CN Tower
高さ553mで、トロントのランドマークであり、また一番人気の観光スポット。地上447mの展望台「スカイボッド」をはじめ、346mの「ルックアウト」展望台やアウトドアの「スカイテラス」さらにガラスの床から地上見下ろせる「グラスフロア」など展望スペースは豊富。またゆっくりと1周まわってトロント全景を眺めながら食事が楽しめるリボルビングレストラン「360」も人気。
●営業:9:00~10:30
●料金:「ルックアウト」展望台までの入場 $35、「スカイポッド」展望台は +$12
(オンライン予約割引あり)
●ホームページ:http://www.cntower.ca

コメント

  • 五藤

    日本では酷暑続く日々での365M天空での肝だめし、命綱付けてあつても鳥肌で身ぶるいする光景、やってみたいと思うが多分出来ないでしょう、すごい企画立案者さんへ

  • イマチャン

    今月大阪、アベノハルカスに行きました。
    ガラス張りでありながら背中より冷や汗がドドッと
    動画見ただけでドドッでした

  • Shuさん

    都内某タワーの管理者は意気地が無いからこんなアイデアの実行は不可能だね。トロントへ行ってやってみよっと!

  • 村川一久

    怖いけど、これトロントへ行ったら、絶対やってみた〜い!!!

  • まとゆた

    ひゃ~ってしましたがトライしてみたいです!スカっとしそうで興味津々です☆

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